アートスペースかおるさんの今回のフリーペーパー「こけつまろびつ」101号の表紙はPKYが担当しています。
表紙の写真はあーちゃんで、私が撮ったものです(^▽^)
いつも私が寝転んでいるソファーの縁で、くつろいでいたあーちゃん。
私の鼻先で、こんなふうにネコのような格好でペタンと座ってくつろいでいる姿がお餅のようで可愛いかったな~♡
そんなあーちゃんは、先月末からついに姿を見せなくなりました。
毎日決まって7時頃には、親と別れて川沿いの寝ぐらの木に帰って一人で寝ていたあーちゃん。
2ヶ月間ほぼ毎晩その姿を見ることができたのですが、激しい雨が降って少し涼しくなった先月の26日からその木に帰ってこなくなったのです。
ヒナを卒業した若いカラスは、親のテリトリーを出て若鳥の集団に入って1年ほどみんなと一緒に寝起きをともにするそうです。(合宿みたい)
その後カップルになって、どこかに縄張りを作り、巣をかけて子育てするのです。
秋になって少し大人になったあーちゃんは、子供部屋である寝ぐらの木を出てどこかにいってしまったみたい。
淋しいけど成長して次のステージに進んだんだなって思うとうれしいです。
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この前イッキ見した「アルプスの少女ハイジ」の中で、ハイジが傷ついた小鳥のヒナを拾って、ピッチーと名付けて一生懸命お世話する話があります。
飛べるようになって、ハイジによくなついていたピッチーは冬が近づく前に、突然ハイジのもとから去って仲間とともに暖かい土地へと飛び去ってしまいます。
春になって集団で戻ってきた鳥たちを見てハイジが「全部ピッチーよ!」と喜ぶシーンがあるのですが、私の大好きなシーンです。
寝ぐらの木に戻ってこなくなったので、私にはもうどのカラスがあーちゃんなのかわからなくなりました。
だから外で見かけるカラス(ハシボソカラス)は、ハイジのピッチーと同じ、全部私のあーちゃんになったのです!