PKYの尊敬する荒木経惟の、ぶっとい作品集「遺作 空2」をかかえてPKYが帰宅した。
前から欲しかったらしいこの作品集、35,000円もする!
だからさすがにちょっと買うの考えてたみたい。
でもやっぱり買ったそうです。
二人でコタツで並んで1ページずつゆっくりみた。
とってもいい‥
我が家に遊びに来た方はどうぞみてみてね。
他にも我が家にはアラーキーの著書や写真集がいっぱいありますよ(^^)
私もアラーキー大好きなので、癌なんかに負けず完全復活して欲しいです。
"なんで『空2』かって。「に」や「ニ」じゃダメなんだ。
「2」じゃないと。
昔から言ってるけど、写真というのは現実や人生の模倣、現実の贋作であって、創作じゃないんだよ。だから2番目のコトなんだよね。
全部、0(霊)感でやってるんだけどさ。
空に何かを描いて「もうひとつの私の空」を創るっていう気分もあった ... 死のことを思うと生のことも思うようになるね。
どっちかが重くなると、もう片方も重くなる。
死の予感が来ると生の欲望が出てくるんだよ、生欲が。
この本は俺の「遺作」だけど、もしかしたら、ここで終わりじゃなくて、ここから生が始まるのかもしれない。虹の橋を渡る俺 あ、落ちた コロコロコロ"
(作品集より抜粋)
癌宣告から手術を受け、死を意識した2009年に出版したこの作品集。
新潮社からでています。