ここ数日間は夏風邪でダウン(*。*)
昨日は久しぶりの同窓会にも行けずつまらない一日を。。。
でも今私には「ベルばら」があるのです!
じつはこのたび初めて文庫版で読んだのですが、これがすごく面白い!
少女漫画だから内容はたいしたことないのではと思っていたら。。。
少女漫画の良さ(美しい主人公達、悲しい恋など)をフンダンに盛り込みつつ
フランスが絶対王政から民主主義へと移り変わる過渡期がしっかりと描かれてあって
奥深い!
絵だけでなくセリフもおおげさで楽しい!(好き嫌いは別れると思いますが)
さすがに私は「あ~オスカル様!」とはならなかったけど、当時の少女達が夢中になったのも納得~
でも何より驚いたのは、この作品を作者の池田理代子が24歳頃に描いたこと!
天才だ~!
考えてみれば今みたいに簡単に資料をネットで集めることもできなかった頃。
参考資料や文献探し、時代考証、背景、実在人物と架空人物の設定。。。
作者がどんなにか勉強して、考えて、苦労して描いたのだろうと思うと、
面白くてイッキ読みしたけど、もう1回大切に読み返してみようかと思います。